どんな優秀なパーツでも、取り付けできなければ使うことはできません。例えばA社製のパーツは、B社製の本体に使用することを前提としていませんので、B社製のパーツを購入しなければなりません。そこで、高圧洗浄機ノズルの互換性について解説します。
互換性とは?
「互換性」とは、一言で言えば「取り替えが効く」ということです。冒頭の例で説明すれば、基本的にA社製の部品はA社製の製品でのみ使用することができ、同じ製品郡(例えば高圧洗浄機であれば高圧洗浄機の製品グループ)であってもメーカーが異なれば使うことはできません(A社製のパーツをB社製の製品に使用すること等)。
しかし、そのパーツに互換性があれば話は別です。互換性とは、基本的に自社製品の使用を前提としているものが、規定のメーカーの製品であれば自社製品と同様に規格が合うというものです。例えばA社製のパーツがB社に互換性がある場合、B社製の製品にもA社製のパーツが使用できるということです。
高圧洗浄機のノズルにはどうなのか?
さて、高圧洗浄機のノズルには、メーカー間の互換性があるのかということですが、結論から言えば基本的に高圧洗浄機のノズルにメーカー間の互換性は無いといえます。
例えばA社製の高圧洗浄機の本体が故障したので、B社製の高圧洗浄機セットを購入したとします。この時、B社製の高圧洗浄機ノズルが故障した、あるいは初期不良があるからと言って、本体が故障しているA社製の高圧洗浄機ノズルが使用できるとは限りません。
一部の製品には互換性がありますが、きちんと使用できるかどうかは別です。仮に装着できていたとしてもノズルの規格が一致しなければ、高圧洗浄機のパフォーマンスを十全に発揮することは難しいでしょう。場合によっては本体やパーツに負荷がかかり、故障や破損の原因になる可能性も否定できません。
高圧洗浄機ノズルの選び方についての注意点
高圧洗浄機ノズルを購入する際に注意したいのは「ノズルの穴経」です。要するにノズルの水の通り道の穴の大きさであるわけですが、これは高圧洗浄機を使用する際の「洗浄力」に深く関わっているのです。
穴が大きすぎる場合、高圧洗浄機の洗浄力の要の一つである「水圧」が低下します。高圧洗浄機本体の吐出水量よりも大きい穴経になることで相対的に水量が不足し、十分な圧力を確保できなくなり洗浄力が低下してしまうのです。
逆に穴が小さすぎる場合も、洗浄力が低下します。こちらの場合は十分な圧力は確保できるのですが、代わりに「吐出水量」が減少してしまいます。穴が小さいということは水の出口が小さいということになりますので、せっかく吐出しようとする水量まで制限してしまい、水量の少なさによって洗浄力が低下してしまうのです。
ノズルの穴径は、高圧洗浄機本体の「圧力」と「吐出水量」によって適切なサイズが決まります。トータルメンテでは、高圧洗浄機ノズルの販売ページにノズルの穴経の適正サイズがわかるようにしてあります。購入の際には、お使いの高圧洗浄機本体の性能を確認した上で、最適なサイズのノズルをお選びください。
ノズル購入の際にこだわりたいポイント
トータルメンテで高圧洗浄機ノズルをお求めの際には、その「機能」についてもこだわりたいところです。
おすすめなのは、1つ目に「トルネードノズル」です。これは回転しながら直線の水を噴射するもので、基本的な噴射角度が狭いので洗浄力も高いです。しかし洗浄力の高さと引き換えに洗浄範囲が狭い通常のノズルと異なり、直線の水流を回転しながら噴射することで渦巻き状に放水することができるのがトルネードノズルです。渦巻き状なので通常の噴射よりも洗浄できる範囲が広く、強い洗浄力と相まって洗浄に必要な時間が少なくて済むというメリットがあります。
もう1つのノズルは「可変ノズル」です。こちらのノズルは放水する水の噴射角度を変化させることができるノズルです。角度をつけずに高い洗浄力を一点集中させるパターンと、広い角度に放水することで広範囲を一度に洗浄できるパターンに大別できます。洗浄する対象に合わせて放水角度を変更することができるので、使い勝手が良いのです。
カプラー付きのノズルがとても便利
トータルメンテでは「カプラー付きノズル」を販売しております。カプラーは以下の3種類です。
・1/4ワンタッチカプラー
・3/8ワンタッチカプラー
・M22カプラー
装着するランスや高圧洗浄機ガンに合わせてカプラーを選ぶことができます。穴径と合わせて、お使いの高圧洗浄機に合った規格のものを選んでください。
まとめ
基本的にメーカー品の高圧洗浄機ノズルは互換性がなく、純正品を購入すればお金がかかります。トータルメンテでは幅広い用途の高圧洗浄機ノズルをお求めやすい価格にて販売しておりますので、費用面での負担を最小限に抑えることができます。高圧洗浄機ノズルを買い換える際には、トータルメンテを是非ともご利用くださいませ。