高圧ホースを購入する際には、「安いから」「これ、よさそうだから」といった適当な基準でホースを選んではいけません。必ず後で後悔することになるでしょう。そこで、高圧ホースの選び方について解説します。

ホースの長さ

まずは「高圧ホースの長さ」で選んでください。トータルメンテでは10m～50mの高圧ホースを販売しております（商品の種類によっては長さが限られています）。お好みの長さの高圧ホースをお選び頂けます。

 

高圧ホースの長さは、作業される環境に応じたものを選択してください。短い高圧ホースは取り回しが簡単で収納も楽ですが、作業できる範囲が狭く、高圧洗浄機本体を移動しなければ作業できない場面も出てくると思います。一方で長い高圧ホースは作業可能範囲が広く、広範囲で高圧洗浄機を使いたい場合におすすめです。しかし長い分だけ取り回しが難しく、収納時にも場所をとることになります。

 

一概に「短ければいい」「長ければいい」というわけではなく、お使いになる環境に最適な長さを理解して高圧ホースを選ぶことが重要です。現在お使いの高圧ホースの長さを調べて、それより長いものがいいのか短いものがいいのか、はたまた同じ長さがいいのかを調べてください。

 

カプラ付き・カプラ無し

トータルメンテでは「カプラ付き」の高圧ホースだけでなく「カプラ無し」の高圧ホースも販売しております。カプラ無しの高圧ホースはお手持ちのカプラを再利用することができます。カプラ無しの高圧ホースは同じ規格のカプラ付き高圧ホースよりも安く販売しておりますので、少しでも経費を節約したい場合におすすめです。

 

カプラの種類

カプラ付きの高圧ホースの場合、カプラの種類によって高圧ホースを選ぶことができます。選択肢となるカプラは「ワンタッチカプラ」と「ねじ込み式」の2つです。

業務用で使用されているカプラには

ワンタッチカプラには「1/4」「3/8」「1/2」のサイズと「海外規格」

ねじ込み式カプラには「クイックカプラ」「Ｍ22カプラ」「Ｍ22軸15ミリ」

家庭用では有名なメーカーではケリヒャーなどの「クイックカップリング」

沢山の種類が有ります。

ワンタッチカプラは、高圧ホースをワンタッチで取り付け、外すことができるカプラです。通常であれば取り付けと取り外しには工具を用いるため手間がかかります。しかしワンタッチカプラであれば事前に取付作業は必要ですが、それ以降はワンタッチで着脱ができます。

 

クイックカプラは、エンジン式高圧洗浄機によく用いられている、ネジ式のカプラです。その特徴として、中心軸側ではなくオスのカプラにパッキン（Oリング）が取り付けられているので、Oリングの傷みが遅くて長持ちしやすいという点が挙げられます。

Ｍ22カプラは世界的に昔から使用されているネジカプラーでエンジン式高圧洗浄機、電気式高圧洗浄機にも使われています。

 

それぞれのメリットをよく理解して、自分に合ったカプラがどちらであるのか理解して商品を選んでください。

 

高圧ホースの内径

高圧ホースには「内径」の違いが存在します。具体的には「2分（1/4ネジ）」「3分（3/8ネジ）」「4分（1/2ネジ）」の3種類をトータルメンテで取扱いしています。一般的には2分および3部が主流ですが、大水量の4分の高圧ホースも使用されています。

 

通常、高圧ホースにホース口径も記載されています。しかし、中には擦り切れて見えなくなってしまったものや、そもそもホースに口径が記載されていなかったといケースもあります。そこで、それぞれのホースサイズの実際の口径について以下に記載します。

 

・2分（1/4）：内径6.35mm、外径12～13mm

・3分（3/8）：内径9.5mm、外径16～17mm

・4分（2/1）：内径12.7mm、外径19mm

 

一般的に国内のエンジン式の高圧洗浄機は3分が多く使われています、ただ毎分が30リットル位出る高圧洗浄機は4分使用されています、

電気式の高圧洗浄機は水量が少ないので基本は2分が使われていいます

良く3分のホースの取り回しが厳しいと時は2分に交換して使う事こともあります、

 

どうしてもホースサイズがわからない場合は、メーカーに問い合わせてください。

 

業務用と家庭用

高圧洗浄機には「業務用」と「家庭用」があります。そして、それに使用する高圧ホースもまた、業務用と家庭用が存在します。トータルメンテで取り扱っている高圧ホースはどれも高品質なものばかりですが、業務用と家庭用では性能に違いが生じます。業務用の高圧洗浄機に使用するのであれば業務用の高圧ホースを、家庭用の高圧洗浄機であれば家庭用の高圧ホースをお買い求めください、トータルメンテの家庭用高圧ホースは実際は業務用の油圧ホースを家庭用の

高圧洗浄機に付けられる仕様にしてあり、一般的な家庭用高圧ホースとは全く違います。

イメージ的はコイン洗車場のホースを少し細くしたイメージの高圧ホースを家庭用の高圧洗浄機に付けられるようにしています。

 

特殊な性能を持った高圧ホース

トータルメンテで取り扱っている高圧ホースの中には、特殊な性能を持ったものがあります。高圧洗浄機をお使いの環境によっては、これらの高圧ホースをお買い求めになると大きなメリットを得られます。

 

例えば「柔らかめの高圧ホース」です。外径が細くてホースが柔らかく、取り回しが良いタイプの高圧ホースです。特に頻繁に高圧洗浄機を使用する場合、取り回しの良さは高圧洗浄機の利用における満足度を高める大きな要因となります。

 

他にも「温水用の高圧ホース」があります。これは高圧ホースの内面に耐熱の素材を使用しており、トータルメンテでは通常の温水ホースよりも高い150℃まで耐えられる仕様の温水用高圧ホースをご用意しております。

 

まとめ

このように、高圧ホースにはさまざまな基準による選び方が存在しています。長くお使いになることを考えれば、使い勝手が悪いとか使用上問題がある等ですぐに買い換えなければならなくなる事態は避けなければなりません。最適な条件の高圧ホースはどれかということをきちんと考えてから購入に踏み切ってください。