形あるものはいつか必ず壊れてしまうものであり、それこそ業務用という耐久性の高いものであっても永遠に使えるというわけではありません。そうなると「交換」が必要になりますが、いつ頃が交換時期として適しているのでしょうか。そこで、高圧ホースの交換時期について解説します。

 

高圧ホース何年使える？

高圧ホースをどれだけ長く使えるかについては、高圧洗浄機をどれだけの頻度で、一度にどれだけ長く使用しているかによって異なります。高頻度で一度に長く使えばそれだけ寿命は短くなり、低頻度で一度の使用時間が短ければ寿命は長くなるでしょう。使用頻度や使用時間が長い使い方をしている場合は、高圧ホースの寿命も早く到来すると考えてください。

 

2～3年に一度は点検を

明確な寿命がわからないとなると、完全に傷んでしまうまで使い続ける人も少なくないでしょう。しかし、高圧ホースが破損してしまうと、高圧の水がホースの破損箇所から吹き出して大怪我をする原因となってしまいます。そのため、高圧ホースが完全に破損してしまう前にその異常や損耗に気がつく必要があるのです。

 

遅くても2～3年に一度の頻度で、本格的に高圧ホースの点検をしてください。その時に高圧ホースの異常に気がついたら、高圧ホースを買い替えて交換してください。また、それ以下の期間であっても、高圧ホースの異常を感じたら早めに点検して買い換えるようにしましょう。

 

また、ホースのメーカーが耐用年数を明記しているのであれば、その年数を目安にして交換してください。ただし、明記されている耐用年数が長い場合、2～3年使用したら一度は本格的に点検し、耐用年数が到来していないからと言って油断しないようにしてください。

 

自分では直せない？

高圧ホースに異常が見つかっても、それが小さいものであれば「自分で直せば早い」と思われるかもしれません。確かにホースを補修するためのテープも販売されていますが、高圧ホースの場合は自分で直すのは危険だと言えます。

 

テープ等で補修しただけでは、高い圧力で水を噴射する高圧洗浄機の水圧に耐えられないでしょう。せっかく発見した異常は補修後の使用でさらに大きな破損に発展する可能性が高く、大きな事故につながる可能性も否定できません。補修が必要だと感じるほどに損耗・破損しているのであれば、その時点で高圧ホースを買い換えることをおすすめします。

 

業者に修理を依頼するのは？

自分で直すのが危険だとすれば、高圧ホースの修理を業者に依頼するという選択肢を考える人も少なくないでしょう。確かに自分で直すよりは危険ではないと言えますが、トータルメンテでは高圧ホースは修理するよりも買い替えて交換することをおすすめしております。

 

仮にプロの手で修理できたとしても、ホースを新品の状態にするというわけではありません。修理が必要なほどに損耗していたということは、高圧ホースはそれなりに古くなっているということです。そうなれば、修理したところとは別の箇所がすぐに破損して、再び修理に出すという手間がかかる可能性が高いです。それならば、修理費用よりも高額であったとしても、買い替えたほうが安上がりになるケースが多いです。

 

損耗・破損した高圧ホースは「交換」が最適の方法

損耗し、破損のおそれがある高圧ホースの最適の対処法は「交換」です。新品のホースに買い換えることで、自分で修理したり業者に修理を依頼したりするよりも、再び損耗して破損するリスクが少ないです。破損のリスクやコストパフォーマンスを考えれば、高圧ホースは交換するのが最も良い方法だと言えます。

 

高圧ホース交換時の注意点

高圧ホースを交換するということは、今まで使っていたホースとは別の高圧ホースに付け替えるということになります。そのため、「きちんと使えるホースを選ぶ」ことが重要です。

 

高圧ホースには「規格」が存在します。高圧ホースの内径や長さなど、今まで使っていたものと同じ規格の高圧ホースを選ばないと取り付けができない、または使用感が大きく変化するといったリスクを抱えることになります。

 

互換性のある高圧ホースを選ぶ際には、今まで使っていた高圧ホースとは別のホースになることが考えられます。そうなると「全く同じホースを選ぶ」という安全策はとれません。全く同じホースに買い換えないのであれば、お使いの高圧洗浄機に対応している高圧ホースであることを確認した上で購入してください。

 

まとめ

高圧ホースは数年で交換するのが適しているということがわかると思います。業務用で耐久性に優れるとは言え、高圧ホースは使い続ける中で損耗を繰り返し、最終的には破損してしまいます。破損した高圧ホースを使い続ければ大事故に繋がりかねず、早めに交換しなければなりません。トータルメンテでは交換用の高圧ホースをメーカー価格の70％引きにて販売しておりますので、経済的な負担を最小限に高圧ホースを交換していただくことが可能となっております。