排水管の洗浄に最適!排水管洗浄用のおすすめ高圧ホースを紹介

排水管の洗浄は、業者に依頼するという方法もありますが、高圧洗浄機を使って自分で排水管洗浄するという方法があります。しかし、排水管洗浄用のパーツをお持ちでないと、満足に排水管洗浄することはできません。そこで、排水管洗浄に最適な高圧ホースを紹介します。

 

排水管洗浄用の高圧ホースとは?

通常、高圧洗浄機の先端部分は、トリガー付きのガンの先にランスとノズルが付いており、ノズルの先端部分から高圧の水を噴射するという仕組みになっています。しかし、これではカーブと長さのある排水管の内部を洗浄することは難しく、しっかりと排水管洗浄を行いたい場合には能力が足りていないということになります。

 

そこで、排水管洗浄のためには「洗管ホース」と「洗管ノズル」を用意することが必要になります。洗管ホースの先端に洗管ノズルを取り付けて、ホースごと排水管内部に侵入してノズルから吹き出す水で排水管内部を洗浄します。洗管ノズルは斜め後方に水を噴射する構造になっており、その水圧により排水管内を進みやすくなっています。

 

トータルメンテでは2種類の素材の洗管ホースを販売

ここで重要なのは「洗管ホースの素材」です。排水管洗浄におけるホースの進みやすさは、洗管ノズルだけがすべてを決定するというわけではありません。排水管内に侵入する大部分である洗管ホースは、排水管内を進むにあたってどのような過程をたどるかについて、洗管ホースの素材が大きく関わっています。

 

トータルメンテで販売している洗管ホースは、大きく分けて「ステンレスワイヤーブレード」タイプと「ウレタンブレード」タイプの2種類があります。それぞれ、洗管ホースの素材を表しているのですが、それぞれに性質が大きく異なります。トータルメンテでは「こっちのほうがいい!」ということはなく、どちらの洗管ホースもその特性を理解した上で使いこなすことが重要であると言えます。

 

ステンレスワイヤーブレードの特徴

ステンレスワイヤーブレードは、ホース表面が金属製の洗管ホースです。その特徴は「摩擦の少なさ」と「硬さ」にあります。

 

金属製の表面は、排水管の内部で摩擦が発生しにくくなっています。非金属製の洗管ホースの場合、排水管の材質によっては不要な摩擦が発生してしまい、洗管ホースを排水管の奥まで進ませにくくなってしまいます。金属製の表面を持つステンレスワイヤーブレードであれば滑りがよく、排水管内をスムーズに進んでくれることでしょう。

 

デメリットはその硬さです。排水管洗浄は時のホースが排水管にぶつかり、特にカーブではかなりの確率でホースが排水管に接触します。金属製であるステンレスワイヤーブレードは当然ながら金属の硬さを持っているため、排水管接触時に排水管を傷つけてしまう可能性があります。特に、古くなった排水管では大きな破損につながるダメージを与えてしまう可能性が危惧されるので、その場合はステンレスワイヤーブレードの使用はあまりおすすめできません。

 

ウレタンブレードの特徴

ウレタンブレードは、ステンレスワイヤーブレードとは真逆の性質を持ちます。具体的に言えば「柔らかさ」と「摩擦の多さ」がウレタンブレードの特徴となります。

 

ウレタンブレードは、洗管ホースの表面が柔らかい素材でできています。そのため排水管と接触してもお互いにダメージを受けること無く、排水管を傷つけずに排水管洗浄が可能なのです。前述の通り古い排水管だとちょっとしたダメージが大きな破損につながる可能性もありますので、古い排水管の洗浄にはウレタンブレードを利用することをおすすめします。

 

一方でステンレスワイヤーブレードとは異なり、排水管内部で摩擦が起きやすくなっています。ステンレスワイヤーブレードほど滑りが良いわけではなく、排水管内部で密着しやすくなっています。当然、そうなれば排水管内部をスムーズに進むということは難しくなってしまいます。

 

洗浄する排水管によって洗管ホースを選ぶ

このように、基本的にステンレスワイヤーブレードのほうは滑りが良くて使いやすいのですが、排水管を傷つけないことを考慮するとウレタンブレードのほうが優れていると言えます。一長一短であるため、洗浄する排水管の古さや状態によって、使用する洗管ホースも選ぶ必要があります。

 

使いやすさを重視したければ「スズランノズル」がおすすめ

前述の通り、排水管洗浄には洗管ホースだけでなく「洗管ノズル」も必要になります。予算に余裕があれば「スズランノズル」を購入されることをおすすめします。

 

スズランノズルは吐水箇所の先に、ぐらつきやすい構造のパーツが付いています。このパーツは排水管のカーブでホースを先導する役割を担っており、排水管内を比較的スムーズに進む事ができます。

 

まとめ

このように、排水管洗浄には専用の洗管ホースを利用する必要があります。洗管ホースにも種類があり、それぞれメリットとデメリットが異なります。どういった特徴を洗管ホースにお望みであるかによって、購入する洗管ホースをお選びください。