高圧洗車機を使用するためには、高圧の水を通すための「高圧ホース」が必要になります。いざ高圧ホースが必要になった時に迷ってしまうと、なかなか高圧洗車機が使えなくなってしまいます。そこで、トータルメンテで取り扱っている高圧ホースを比較してみたいと思います。
家庭用高圧洗浄機に取り付ける高圧ホース
高圧洗浄機には「業務用」と「家庭用」があります。家庭用の高圧洗浄機を洗車用に用いる場合、家庭用高圧洗浄機に互換性がある高圧ホースを用意する必要があります。トータルメンテで取り扱っている家庭用に互換性のある高圧ホースは、大別すると「ケルヒャー用」と「リョービ・アイリス等用」の2種類があります。
ケルヒャー互換 高圧ホース 交換用 両端クイック5m
ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機に互換性がある高圧ホースです。ご紹介しているのは両端がクイックタイプになっており、お使いの高圧洗浄機に合わせて両端の形状の合ったものをお選び頂く必要があります。
トータルメンテで取り扱っているのは以下の組み合わせです。
・交換用 両端クイック
・交換用 クイック+M22
・交換用 M22+ピン
・延長用 クイック
・延長用 M22
高圧ホース 業務用 10メートル 2分 M22軸15ミリタイプ
こちらは「リョービ」や「アイリスオーヤマ」に互換性のある家庭用高圧洗浄機用高圧ホースです。実際にご購入いただく際には、お使いの高圧洗浄機の規格にあっているかどうかを確認してから購入手続きにお進みください。
温水用高圧ホース 10メートル 2分 M22軸15ミリタイプ
同じくリョービ等に互換性のある高圧ホースですが、こちらは「温水用」となっております。高圧洗車機で温水を使用される場合には、こちらの高圧ホースをお使いください。
高圧ホースの選び方
高圧洗車機用の高圧ホースを選ぶ際には、大きく分けて2つの選定基準があります。
1つ目は「ホースの内径の大きさ」です。高圧ホースは主に「2分」「3分」「4分」の内径があり、数字が大きい内径の高圧ホースほど大量の水を一度に流すことができます。これは、お使いの高圧洗浄機の性能に合わせてお選びください。
2つ目は「接続部分の規格」です。高圧ホースは主に「カプラー」によって接続することができます。このカプラーですが、メーカーによって規格が異なり、例えば「ワンタッチカプラー」と呼ばれる高圧カプラーにも規格があって、同じワンタッチカプラーでも規格が異なれば接続することができません。
それ以外には、高圧ホースの性能による選び方があります。例えば前述の「温水用」とか「最小取り回し半径が小さい、折り曲げやすい高圧ホース」や、単純に「長さ」の違いも選定基準となります。高圧洗車機用の高圧ホースをお選びになる際には、お使いの高圧洗浄機に使えるものであることと、使い勝手が自分向けであるということを確認して、すべての条件を可能な限り叶えられる商品をお選びください。
ノズルやガンの選び方も重要
高圧洗車機のパーツでホースの他に重要なものとしては「ノズル」や「ガン」が挙げられます。
高圧ノズルは、できれば洗浄範囲を自由に変えられる「可変ノズル」がおすすめです。洗浄範囲と水圧をある程度コントロールすることができるので、安全かつ効率よく洗車することができます。
高圧ガンは、できれば手元で圧力を調整することができるものがおすすめです。圧力が強すぎる(特に業務用高圧洗浄機の場合)と、洗車する車を傷つけてしまう可能性があります。手元で圧力を調整することができれば、作業性を損なうこと無く安全に洗車することができます。
高圧洗車機で洗車する際の注意点
高圧洗車機は高圧洗浄機ならではの水圧で、頑固な汚れも効率よく落とすことができるので便利です。しかし、洗車の際にはいくつか注意したいポイントがあります。
1つ目は「車体の凹み」です。洗浄力の高さは圧力の高さであり、高い圧力で車に放水すると場合によっては車体が凹んでしまう可能性があります。ノズルを活用する等して水圧をコントロールしてください。
2つ目は「地面の砂や土」です。高い水圧で放水するため、地面の砂や土が舞って車を傷つける可能性があります。そのため、通常は上から下に向けて洗浄するのですが、ホイールなど下部に放水して地面を濡らしておくと良いでしょう。
3つ目は「樹脂の劣化に注意」です。樹脂が劣化すると固くなり傷つきやすく、高圧洗車機の水に耐えられない可能性があります。洗車の必要性はありますので、長時間その樹脂の部分に放水し続けないようにしてください。
まとめ
高圧洗車機を使用する際には高圧ホースの存在は切っても切り離せません。高圧ホースは使用し続けるとどうしても傷んでしまいますから、高圧ホースだけを買い換えるということは必ず必要になります。
トータルメンテでは高圧洗車機に使用できる業務用・家庭用に互換性のある高圧ホースを多数取り揃えております。ご利用の際にはお使いの高圧洗浄機の規格に合っていることを確認して、適切な商品をお選びください。